「駒場から駒場まで、20年」その7

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病気自慢は年寄りのやる事ですが、まさに年寄りに近づいてる・・という楽しい~話です、今日は。

しかし、本当に近年は本番前にいろんなトラブルが起こります。

2011年の本番直前、バンマスの原島さんが謎の奇病で倒れます。
首の後ろ?でしたっけか、痛みが止まらず、起き上がって楽器を吹けないという報告が・・・
謎の状況に、対応もできない・・・

譜面の受け取りのため、吉祥寺の病院にいる原島さんに会いに行くと、原島さんは受付の長椅子にでろーんと横たわっていた。。。

結局、原因もなんも分からず、突然治ったらいいねという希望的観測も虚しく、本番を迎え当日のその場にいるにも関わらず、楽器は吹けないという前代未聞の状態に突入・・・ あれはもう笑うしかなかったですね。アンコールだけは吹いたのかな。

しかし、原島さんにはTpとTbの中間という微妙な音域を担当してもらっているのですが、そんな事が出来るのは他にはいな、、、いた! 森様(敬称故意有)の登場です。颯爽と登場し、やすやすと吹いていったのである・・・

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翌2012年、演奏が老ける。

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2013年、2月23日の本番を控え、2月に突入した2月1日にスコよりメール来る。
札幌の街角、雪で転んで骨折、楽器は吹けるけど次回の合奏に行けなくなったとの事。とほほ。

さらに、ラストから2回めの練習が終わり、吉祥寺のスタジオ近くで飲んでいると、永田くんから電話が入る。駅から自転車での帰宅中に、飛び出した車をよけようと転倒し、頭を地面に打ち付け出血。

頭部はスキャンし問題無しだったが、左手首骨折。

ラスト2回めの練習だったのに・・・

結局永田くんは出演断念。困ったのは、代役のほうで、リードトランペット吹ける人を探さなければならない・・・
しかも曲はThad/Melのへんちくりんな曲ばかり(しまった、人に説明するにあたり本音が・・)。
さらに、リハはあと本番前の1回のみ。そんな事可能な人いるの???

それが見つかったのです。それ以来、現在もバンドでリードを吹いてもらっています寒風澤様 (さぶちゃん)です!
ありがたや・・・

そんなこんなで、この年の本番は永田くんが病欠。和田裕司さんがものもらい(か何か)で眼帯での出場、隣のスコ(和田祐爾さん)は松葉杖での出場、と満身創痍での演奏になりました。

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こんなような事が起こると、もう何でも来いって気持ちになりますね。

何が起ころうとも挫けず、絶対に本番に穴あけない!

そんな私達のもとへ、今年2015年、駒場祭を前に、病気自慢コレクションの最新作あらわる!

パチパチパチパチ(じゃない!)

本番2週間前に、リードアルト伊達くんより1通のメール届く。
曰く、
「昨夜、胆嚢炎を発症しまして、人生初の入院となりました。」

ががーん、なんでも救急車に乗せられたとか。

でも、胆嚢ってどこ?玉袋さんの事かな?(違います、それ陰嚢)

そして、十二指腸につながる部分に詰まった石は早急に処置しないと食べ物が食べられない、との事で、早々に手術するはめに・・・

へ・・・腹切って手術したら楽器吹けないじゃん、駒祭どーなるの・・・?
あれだけ20周年、20年ぶり言ってて、よりによってmake me smile演奏出来ないの・・・
ががーん・・・

しーん

ですが、少々早とちりがございまして、手術は経口による内視鏡手術で行われるそうで、それならば、恐らく大丈夫ではないか・・・との事。

はー、良かった。充分な回復まで至るか分からんが、とりあえず演奏出来ないという最悪の事態は逃れられそうです。

まったくねえ、make me smile jazz orchestra来て、make me smile演奏しないってなったら、何なんだって話ですよね。。。

学生の皆さまにおかれましては、今は何も節制してないでしょうが、本番に穴あける事のないよう、病気とケガには注意してください(本当に本当に)。

土曜は、病み上がりですが伊達くんがmake me smileを精一杯吹くとの事です。ご声援よろしくお願いいたします!

make me smile jazz orchestra returns at Komaba, Tokyo Univ. first in 20 years

http://mmsjo.com/event/make-me-smile-jazz-orchestra-returns-at-komaba-tokyo-univ-first-in-20-years

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